生活習慣の乱れが髪へ与える影響とは


今回は、生活習慣の乱れと髪への影響についてです。健康な髪は健康な体に宿ります。生活習慣が乱れて体全体のバランスが崩れると、抜け毛や薄毛の原因にもつながりますので日ごろから気を配っておくことを心がけましょう。
飲酒や喫煙の影響
喫煙により体にニコチンを摂り込むと、その作用によって毛細血管が収縮し、末梢への血行が悪化します。タバコは肌に悪いと言われるのも、煙草を吸うと時に頭がフラフラするのも、血管が収縮して血行が悪くなるためです。血行が悪くなると、十分な栄養が毛根に届かなくなってしまうので、抜け毛や薄毛を引き起こす事につながります。
飲酒は適量であれば血行が促進されて体に良いと言われる事もありますが、飲みすぎた場合には、アルコールを分解する際に、髪の毛を生成するために欠かせない亜鉛を大量に消費し、髪の毛に必要な亜鉛が足りなくなってしまい、抜け毛や薄毛につながります。
食事の影響
髪を育てる体は食事から作られます。健康な体を維持し、健康な髪の毛を生やすためには、規則正しく栄養バランスの良い食事が大切です。脂質が多い食べものばかりを摂っていると、頭皮の皮脂分泌量が増えて脂漏性皮膚炎になりやすくなる場合があり、抜け毛や薄毛の原因になります。
髪に良いと言われている食べ物ばかりに偏って摂るのも良くありません。髪の毛の生成にはたんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルなど、様々な栄養素が必要です。健康な体を維持し、必要な栄養を髪の毛まで送り届けるために、栄養バランスが良い食事を3食きちんと摂るように心がけて下さい。
睡眠の影響
成長ホルモンは睡眠中に分泌され、髪の毛を成長させたり頭皮細胞の代謝をしたりします。質の高い深い睡眠が取れれば、より成長ホルモンが活発に働き、毛母細胞の分裂を促す事が出来ます。毎日決まった時間に寝る、部屋を暗くする、寝る前にスマホをいじらない、睡眠の1〜2時間前に入浴するなど、質の高い睡眠がとれるような生活習慣を心がけましょう。
以上、生活習慣の乱れと髪への影響についてでした。参考になりましたでしょうか?是非実践してみてくださいね!