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髪の毛の構造について

髪の毛の構造について髪の毛の構造について

髪の毛の主成分がタンパク質であるということご存知の方も多いかもしれませんが、内部の構造がどうなっているかはご存知でしょうか?髪の毛は3つの層に分かれていて、外側からキューティクル(毛表皮)、メデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)というそれぞれ異なる構造で出来ています。髪の毛の80%程度はケラチンというタンパク質からできており、その他には水分、メラニン、脂質などが含まれています。ケラチンタンパク質は、肌の角質や爪を構成しているものと同じであり、普通のタンパク質と比較してとても丈夫で硬く、しかも弾力があるという特徴を持っています。

つぎに髪の毛の構造ごとに詳しく見てみましょう。

キューティクル(毛表皮)

最も外にある硬いタンパク質でできている層。無色透明のウロコ状のものがお互いに何層にも重なりあいながら、屋根の瓦のように髪の毛の外側を包んで内部を保護しています。キューティクルが傷むと髪の内側の構造から水分やタンパク質が失われ、髪のツヤがなくなったりゴワついたりします。健康なキューティクルを持つ髪の毛を触るとツルツルしますが、傷んだ髪の毛を触るとザラザラした感触になります。

コルテックス(毛皮質)

キューティクルの内側にあり、メデュラの周りをおおっている髪の毛の85%〜90%を占める層です。コルテックスにはマクロフィブリルという繊維状の細胞やメラニンなどが含まれており、髪の毛の色はコルテックスに含まれるメラニンの量によって決まります。コルテックスのタンパク質や水分の量で、髪の太さ・かたさ・しなやかさが決まります。パーマ剤などでとても傷みやすく、傷んでしまうとバサバサになってツヤがなくなることがあります。

メデュラ(毛髄質)

コルテックスにおおわれた髪の毛の中心にあるタンパク質と脂質でできた比較的やわらかい層です。ハチの巣のような空気を含んだ細胞でできています。赤ちゃんの髪の毛や産毛にはメデュラがありません。太い健康な髪はしっかりしたメデュラを持っています。

以上、髪の毛の構造についてですがいかがでしたか?是非みなさんのヘアケアの参考にして下さいね。

次は「髪の毛のヘアサイクルってなに?」

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